私とヨガ
9月19日(月・祝)朝9:30から、「私とクリパルヨガ」というタイトルの特別クラスを、養生ヨガクラスの中(オンライン・zoom)で行います。
当初、クラスの会員の方を限定に行うクラスにする予定でしたが、
クリパルヨガ教師について知りたい方、クリパルヨガに興味のある方、
ヨガをする方、
病気や不調があって人生に迷っている方、
新しいことにチャレンジしてみたい方、
などなどいろいろな方に聴いて頂けたらと思い、このクラスを公開することにしました。
養生ヨガの会員以外の方でも聴きたい方がいらしたら、ぜひご連絡ください。
その特別クラスの中で何をお話ししようか、まだ迷っているのですが、ひとつの大きなテーマとしては、「なぜ、クリパルヨガなのか?」「それが、病を克服するのにどう影響したのか?」ということだと思います。
自分で言うのはなんですが、私の人生は実にいろいろとあった人生だと思います。
高校の不登校や大学中退、パワハラやセクハラ、鬱、DV、離婚、病気・・・etc・・・
本当はこうやってここに書くことにも、勇気を必要とするのですが、実に色とりどりの人生。
もちろん、人に歴史在り、です。
どんな人でも、波瀾万丈の、自分だけの物語を持っていて、私の人生など至って平和なものだと思うこともありますが、それは比べることではありません。
私にとって自分の人生は、ずっと「ここではないどこか」を探していたような人生でした。
ヨガと出逢うまでは。そして、何よりも、身体が痛くなるまでは。
ヨガに出逢ったとき、「自分の本質に目覚めるための」出来事だったのだ、
それまでの苦しみも悲しみも、すべて自分を愛するためのものだったのだと、
はじめて人生が鮮明で豊かなものに変わりました。
すべてに意味があったのだ。すべて、大丈夫なのだ。
ヨガは、私にそのことを気付かせてくれました。
忘れる度に、また思い出しては、何度も何度も。。。
そんなことを考えていたら、たまたま今日、自分のSNSが、過去のとある自分の投稿をお知らせしてくれました。
4年前。2018年9月10日の記録。
ヨガ記録。
備忘録。
ヨガをする事で見えてくること、ヨガをしながら身体と心にアプローチするのは、光の部分よりも、陰の部分が遥かに、圧倒的に多い。
そのことを痛感した、昨夜と今朝のヨガ。
苦しかった。
身体は滑らかに動いても、呼吸が浅い。
胸に詰まりを感じる。
動きをとにかく遅く遅くして、
トランジション=ポーズとポーズの合間、に耳をすませて自分の内側を見ていたら、流れ始めるものを感じた。
汗と一緒に涙が溢れる。
昨日は久しぶりに暴飲暴食気味で、
寝る前に飲んだビールも、今のこの身体を作っていると実感する。
けれど陰の部分に触れると、なぜか同時に自分はどう生きたいのか、どうありたいのかが表面に出てくる。
どちらも必要。 何度も繰り返す。
気持ち良くて、平和で安全で、満たされていて、愛に溢れている
…なんてヨガのごくごく一部でしか無い。
歯を食いしばって、苦しんで、時に嗚咽して、もうダメだと崩れ落ちる様な、
地味で泥臭くてしんどい作業だと思う。
私は誰かが必要とする私ではなくて、
自分が必要とする私自身でいたい。
そのことが確認出来たから、
今日もマットの上に立った意味はあった。
こうやって、
私はたぶん日々ヨガをして、確認して、生きてく。
これは、私がまだ線維筋痛症を患っていて、でも、とあることがあってクリパルヨガを深く学ぶことを再開し始めた頃。
その頃の毎日のヨガの練習のあとに書いた投稿でした。
これは、私とヨガとの関わり、特にクリパルヨガの在り方を象徴している気付きのように思います。
詳しいことは特別クラスの中で話せたらと思っていますのでここでは割愛しますが。。
そうでした。
私は本当によく、ひとりでヨガをしながら泣いていたのでした。
身体は痛むし、それに対して心は抵抗もするのだけれど、
そこでただその痛みや違和感と一緒にいると、だんだんとその感覚は変化していくのです。
身体が開いてくるとともに、感情があふれ出し、汗と一緒に涙が流れていました。
時には嗚咽して、もうだめだと倒れ込みたくなるような、何かに圧倒されるような感覚を感じながら、ヨガをしていたことを思い出します。
そうしていると、溢れていたものはやがて静まり、
「これでいいんだよ。もう大丈夫だよ」
ヨガが終わる頃には、いつの間に、私は自分を赦しているのでした。
「いいヨガだった」
そんな練習の後は、心底そう感じるのでした。
正直、養生ヨガ=クリパルヨガではないと思います。
私がクリパルを名乗っていいのか?と思うことも実は何度もあります。。笑
養生ヨガを受けて下さっている方はここに書いたようなことを私が普段から口にしているので感じていらっしゃるのではないかと思うのですが、そんな私のヨガとの向き合い方が、今の養生ヨガを作っています。
ただ、違和感に耳を澄ませ、その違和感を払いのけたり、無かったことにするのではなく、そこから自分自身とのかかわりを新たに見出していくという在り方は、クリパルヨガから受け取った、とっても大切なエッセンスです。
“違和感が、私に私とは何かを教えてくれる。”
だからこそ、クリパルヨガは、困難の多い人生の中で、自分自身を生きるためのヨガとして活きるのだと、今も強く感じています。
9月19日(月・祝)9:30〜11:00(午前)「私とクリパルヨガ」
話がまとまりませんが、そんなこんなで、私とヨガ(クリパルヨガ)との関わりを、皆さんからの質問を交えながら、ざっくばらんにお話ししていきたいと思っています。
まだどんな展開になるか未知ですが、養生ヨガクラスのメンバーの方はもちろん、
お久しぶりの方も、はじめての方も、ぜひ良かったらご連絡ください。
ご連絡くださった方に、zoom のIDをお知らせします。
メール:yogaakana@gmail.com
あなたは、なぜヨガをするのでしょう?それを、自分に問いかけたことはありますか?
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