ヤマ・ニヤマ
ヤマ・ニヤマの講座がちょうど半分を過ぎ、
参加してくださっている皆さんのそれぞれの探求が続いている。
ヨガの実践は、例えその理論や哲学であっても、体験することが欠かせない。
特に、ヤマ・ニヤマはオフザマット(マットの外)=日常での実践だからだ。
私たちは出家者としてヨガを実践するのではなく、この現実社会で生きながら、ヨガの智惠と実践により、豊かな人生を歩みたいと願っている。
自分を信じたい、
健康になりたい、
大切な人を愛したい、
社会貢献をしたい、
美しさを手にしたい、
寛容さを育みたい、
いろいろな目的があるだろう。
ヨガマットの上での実践が、なかなか日常に結びつかない、
ヨガが、なかなかアーサナ(ポーズ)以上のものにならないという人には、ぜひヤマ・ニヤマを学んで欲しい。
まずは、マットに立ち続けること。
ヤマ・ニヤマという哲学を学ぶと、実はより、マットの上での練習が大切になるのです。。
(養生ヨガクラスでは、次回は夏〜秋頃に考えています)
私個人は、ただただ、自分の思考と言動を一致させたかった。
誰も傷つけたくないと思っているのに、結局傷つけてしまったり、
やめたいと思っていることがやめられなかったり、
喜びから与えたいと願っていながら、どこかで寂しさをいつも感じていたり、
なぜ私は、ただ人を愛するというそれだけのことが、こんなに難しいのだろう?と感じていた。
ヨガの実践は、ゆっくりと着実に、私にその答えを与えてくれた。
答えを与えてくれたというより、私が気付き、手放し続けるための方法を与えてくれたのだ。
(もちろん、まだ道半ばです)
ヤマ・ニヤマは本当に、10個の宝石です。
自分の人生を生きることに輝きと信頼を与えてくれる、大切な実践です。
今居るところに、しっかりと立ち、存在し、ハートと目を開いている。
そんな、誰もが自分の中に持っている、この富士山の様な力強さと、優しさと繋がる実践です。
非暴力・真実・不盗・不過度・不貪
清浄・知足・自己鍛錬・自己探求・降伏
自己観察は続きます。
講座は残り半分。
どんな気付きが生まれるのか、ワクワクしています。
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